MANTERO 1902
マンテロ 1902
ITALY
イタリア北部、古くから世界有数のシルク生地の産地として知られるコモ湖のふもとに、MANTERO社は約400人の職人と100人を超えるデザイナーが所属するイタリアを代表する生地メーカーです。
そのコモに広がる広大な工場は圧巻というべき存在で、サンローラン、ディオール、バレンシアガ、シャネル、セリーヌ、エミリオ・プッチなどのビックメゾンのプリント生地の生産とスカーフ、ネクタイなども生産を戦後から現代にいたるまで手掛けています。
社内には、体育館ほどの広さの資料室があり、工場創設から現在に至るまで手掛けたプリントや織地の生地見本、世界各地から取り寄せたありとあらゆるテキスタイルに関する本や資料が並びます。
その莫大な資料を一目見るために、各メゾンのデザイナーが数日泊まり込みで滞在する事もあり、コレクションを作り上げるために絶大な信頼を置かれている存在です。
創業者のリカルド・マンテロは元々家族が経営していた小さな服飾店を営んでいましたが、1895年、コモに移り住みテキスタイルに関する知識や営業、ビジネスを学んだ後、1902年に自身の工場、MANTEROを開業しました。
その後100年以上経った今やコモの雇用を担っていると言っても過言ではないほど、プリント生地の会社として成功しているMANTEROですが、多くのビックメゾンを支える工場として以外に一般的には知られてはいないかもしれません。
このMantero1902という彼ら自身が過去のアーカイブを元に作り出す美しいスカーフコレクションで世界中にその実力が広がっていくことと思います。
MAIN collectionはそれぞれのシーズンに応じてMANTEROが所有する過去のアーカイブデザインを現代的に解釈し、既視感の無い特別なデザインとして高められ、そして貴重な素材と組み合わされた様々なスカーフやアクセサリー、多くの手作業によるウエアによって構成されたコレクションです。
ARCHIVIOと呼ばれるコレクションは1960年代から70年代に存在した自社のスカーフコレクションを忠実に再現したアーカイブコレクションです。
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